FXいちろうのトラリピと米国ETF投資

2009年よりFX(トラリピ)開始、順調に利益を重ねて現在も継続中、証拠金2000万円突破、資産を増やすには株だと悟りFXと米国ETFの2本立てで投資してます、目指すは億り人、アーリーリタイヤ

ドル円 FX 22/11/5現状確認

いちろうです。

ドル円の現状確認をしたいと思います。

Twitterで最近よく絡んでいただいている、勝利の方程式さんとの会話で

下記のような事を書きましたので、自分なりの考えや調べてわかったことなどを

今回は記事にしたいと思います。

 

目次

・ファンダメンタルズ

ドル円米国債金利の関係

・米国政策金利と消費者物価(前年比)

・SP500と米国2-10年金利

移動平均乖離率

・シーズナルサイクル

・考察

 

 

 

・ファンダメンタルズ

政策金利

米国 3.75~4.0%

日本 0.0%

消費者物価

米国 8.2%

日本 3%

米国は利上げをして4%まで行きました、

日本はまだ緩和必要と日銀が言っているくらいなので、ドル有利です。

消費者物価も日本上がって来ましたが、アメリカと比べると差があります。

 

ドル円米国債金利の関係

これは今年の初めからのドル円と米2年債と米10年債の動きをグラフ化したものです、

左側縦がドル円、右側縦が金利にしてあります。

Twitterでは日米金利差と書きましたが、日本の金利はほぼ0なので無視して

アメリカの金利のみでチャートを作成しています。

今年はアメリカの金利に連動してドル円が上昇していったのがわかります、

この関係がまだ続いているのならば、11/4現在の終値でみると

2年債金利で見れば、ドル円は151円

10年債金利で見れば、ドル円は145円となりますが、

直近で言えば、2年債金利との連動が強かったので、151円くらいが妥当と考えます、

ではなぜドル円が上昇しないのかを考えてみると、

1つは日本政府による介入効果による警戒感によるロング勢の利確

2つめは介入でひと儲けいようと考えているショート勢

こんな所では無いかと考えてます、

水曜日のラジオ日経楽天証券先取りマーケットレビューで楽天証券の武田さんが

お客のポジション状況をみると145~150の範囲で上はショート、下はロングの注文が

入っていると言っていました、まさに政府の介入が起こした状況かと思います、

政府・財務省としては、してやったりかもしれませんね。

と言う事で、現在は145~150円の範囲のレンジ相場になっています。

リンク貼っておきます。

www.radionikkei.jp

 

・米国政策金利と消費者物価(前年比)

オレンジが政策金利で、青がCPIになっています、
FXの週の結果の方にも書きましたが、CPIと政策金利の乖離はまだまだ大きいです

過去の利上げ停止を見ても、CPIを超えてからと言うのがわかります、

この関係性を見ても市場が利上げ停止を期待しているのが無謀な事かよくわかります、

なので、FRBは利上げを続ける必要があると考えています、

そうなれば米国債金利は上昇すると考えられますので、ドル円も上昇するでしょう。

 

・S&P500と米国2-10年金利

これは懸案事項として掲載します。

オレンジがS&P500のチャート、青が米2―10年金利差のチャートになります、

ここで注目して頂きたいのは、青の線が0%以下になった後、S&P500が暴落

していると言う事です、俗に言う逆イールドになります。

逆イールドの期間を調べたのが下の表になります。

期間 日数 備考
1990/3/8 1990/3/28 20  
1998/6/5 1998/8/3 59  
2000/2/2 2000/12/29 331 ITバブル崩壊
2005/12/27 2006/3/29 92  
2006/6/8 2007/3/22 287 リーマンショック
2019/8/26 2019/9/2 7 コロナ?
2022/7/5 2022/11/5 123 今回

ITバブル前は331日、リーマンショック前は287日、そして今回は本日までで123日

あと100~200日逆イールドが続き、逆イールドが解消かすこし後に暴落が発生している

のが歴史が示しています、コロナショック前にも短期間ですが発生していました、

歴史は繰り返します、注意しておいて良いのではないかと考えてます。

これによりドル円キャリートレードの巻き戻しで、円高になると予想できます、

金利の安い通貨を借りてトレードする、まさに日本の円ですね、

ドル借金してトレードしたら、利払い高いですもんね、

それだけの利益出すの大変です。

 

移動平均乖離率

90日(11/4現在:3.91)通常範囲内に戻ってきました。

 

52週(11/4現在:12.67)高値圏をずいぶん超えてます、2013年以来の高値圏です。


5年 下記リンクのマネックス証券吉田さんのレポート内にありますので、

こちらを確認下さい、過去最高点付近にいます。

media.monex.co.jp

移動平均乖離率の考え方は、現マネックス証券の吉田さんから教わった内容です、

元マネースクエアアカデミア学長時代に、マネースクエアのセミナーで説明していた

内容で、HPにもこのデータあったのですが、マネックス証券へ移籍されて

無くなってしまいましたので、自分で作って確認するようになりましたが、

5年だけは吉田さんの物と合わない+1980年までのデータが入手できないのもあり、

レポートのリンクを貼らせてもらいました。

乖離率から見ると、十分な高値圏なのでそろそろ反転してもおかしく無さそう、

ただ、5年移動平均乖離率も過去最高は40%があるので、そこまで行くなら

155~160円はありえるのではないか、それ以上は厳しいのではないかと

吉田さんは見ているようです。

 

・シーズナルサイクル

 

Japanese Yen Forex (FX:JPY) Seasonal Chart | Equity Clock

上記リンクより入ってもらえば、原本が見れます、他の通貨や株もあります、

シーズナル通りに動くなら、反転してもおかしくないとは思いますが、

現状は平時ではないので、あまり参考にならないかもしれませんね。

 

・考察

色々データを並べましたが、ドル円は結局FRBの利上げ次第で決まると考えています

日銀の政策変更は、黒田さんから変わっても変わらない、変えられないのが実情だと

考えています、もし日本で金利が上がったら、、住宅ローンを変動金利で借りている人

は大変になる事でしょう、ほかにも影響が出る事は想像できます、

なので、結論としてはFRBの動向を注視していく事になります、

ニュース記事に惑わされず、指標の結果を吟味してFRBの動向を考えるしかないと

思っています。

あと、反転の話がありましたが、これもマネックス証券の吉田さんが

昨日の雇用統計セミナーで過去の事例を挙げてくれていました、

細かい所はYouTubeアーカイブが出ると思いますので、そちらを見て頂くのが

良いかと思います、当日参加してれば資料もダウンロードできます、

自分もしてあるのですが、記事に載せるのは著作権の事もありますので、

辞めている次第です、HPに堂々乗っているものであるならば、リンク貼って

元データはここですということなら、大丈夫だとは思うんですがね。

 

というわけで、個人的な見解ではありますが、ドル円の考察をしてみました、

皆さんの投資の少しでも役に立つのであれば幸いです。

 

では、また。 

 

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トラリピの有名トレーダー・ブロガーの鈴さんとあっきんさんの本です。

自分の1000通貨トレードは参考にさせてもらいました。


 

 

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